ぽけの入院日記【13日目】

7時。朝食が運ばれ目が覚める。

ハッキリ言って体は痛いし全く食欲は湧かない。だが食べるのも身体のためだと思いなんとか食べる。

朝になると点滴が切れたようでこれからは錠剤の痛み止めを使うらしい。効果は弱まるが徐々に体も回復しているので大丈夫らしい。ほんまか、、?

朝食をたべ薬を飲みとりあえずトイレに向かう。相変わらずしゃっくりが続くがいちいち気にしていられない。トイレ往復するだけでこんなに辛いとは、、。

トイレから戻るととりあえず寝る。

痛み止めが効いてくるまで体を動かす気にはならない。

10時になると何故か個室から4人部屋にまた戻された。個室は限られているらしい。若者はさっさと大部屋へ戻る。

するとまたリハビリの先生がやってきた。今日は病院内を200mほど歩くらしい。いきなりやりすぎですよ先生。

歩行器を使いヨチヨチと歩く。先生も病院内では若めの32歳なので世間話をしながら歩く。

25歳で子供が2人いることを告げるととても驚いていた。まぁ誰しも同じ反応をする。ちなみに授かり婚(デキ婚)をしたわけではなく、単に結婚した歳が早かったため子供も必然と早かったのだ。結婚した歳は21歳だった。

男性は特に結婚年齢が遅いと言われるが個人的には相手に不安がなければ結婚を決意するのは早かろうが問題無いと思う。むしろ婚期と相手を逃す方がよっぽど大変だ。まぁ人それぞれだとは思う。ちなみに子供は2人ともめちゃくちゃに可愛い。どれくらい可愛いかというとめちゃくちゃに可愛い。自分の子供補正もあるがやはり子供は可愛い。チートである。

入院を通して2度も出産をしてくれた嫁さんに感謝と敬意を感じながらリハビリを終えた。

 

4人部屋に戻ると最悪のことに隣の患者のイビキがとんでもなくうるさい。爆音である。とてもじゃないがベッドにいられないので再び歩行器を持ち廊下へ出る。

一応会社に連絡を入れておく。手術の経過くらいは連絡しておかねばならぬ。

ある程度時間を潰した後病室へ戻ると隣のバクオングは起きていた。良かった。

病室へ戻るともうお昼の時間である。

おかずは刺身だった。当たりなのだがやはり食欲は湧かない。ここまでくると何が来ても食欲は湧かないと思う。

昼飯を終えると大逆転裁判を進める。ちなみに手術の前夜に一章はクリアしていた。実は。

世界観が従来のものとまるで違うがこれはこれでコレである。なんとか世界観に馴れてきた。

とにかくその続きをやる。ヒマなので。

しかし途中からお腹が痛くてそれどころでは無くなった。右の下腹部が触れるだけでズキズキと痛む。なんだこれ、、、。

看護師に伝えると痛み止めを追加で投与した後レントゲンをとることになった。

車椅子に乗せられレントゲン室へ向かう。

レントゲンを撮り終えるとまた病室へ戻る。

ついでにトイレに寄ってもらった。

ちなみに手術の日から一向に便が出ない。力むと体が痛いので力めないしなによりコルセットがきつく力めない。それにもともと便秘体質だ。

便を諦めベッドで横になっていると整形の先生がやってきた。レントゲンに異常はないそうでとりあえず便秘薬を出し便を出して様子を見てみるとのこと。不安だ。

夕食はカツだった。普段なら大喜びするところだが術後は何もかも気分が落ち込む。夕食を終えると歯磨きをする。歯磨きのコップまで看護師が洗ってくれる。申し訳ない。。

今日はあとで便秘薬を飲み便を出してみる。

その様子を見て治ればハッピー治らなければ明日も死んでいることだろう。

日記をつけるのも辛いのでこの辺りで。

健康が1番だとほとほと思う。