ぽけの入院日記【16日目】

今日も夜中数回起きた。寝ようとすると手足が定期的にピクピク力が入ってしまう睡眠障害のせいだ。先生が言うには脊髄空洞症の症状の一つじゃないかと言うがどうなのだろう。

痛みなどはないが寝たくても寝れないというのは非常につらい。しかし嫁さんも子供の夜泣きで寝れてないのであろう。早く帰らねば。

朝になり朝食を食べる。食欲が湧かないのでなかなか完食できない。

昨日嬉しいことにTwitterで同じく脊髄空洞症の方からリプライがあった。このブログを読んでくれているらしく少しなりとも参考になっているそうだ。嬉しい。

珍しい病気ということもありネットでの情報も少ない脊髄空洞症について少しでも有益な情報を発信したい。

11時になるとリハビリの作業療法士理学療法士?がきた。院内を一キロほどゆっくり歩いた後軽く足のストレッチをして終了。体験した者なら分かってくれると思うが術後は驚くほど体力がない。軽く動くだけで息切れしてしまう。なんならベッドの上で体勢を変えるだけでも疲れる。これはマジ。

昼飯を終えると夜十分に寝れなかったので軽く仮眠をとった。幸い1時間ほど寝れたようだ。

しばらくするとなんか気持ち悪くなってきたので体温を測ってみた。37.5℃。微熱だ。何故かは知らないが術後は定期的に熱が出るらしい。気休めに看護師さんからアイス枕をもらった。ひんやり気持ちいい。

4時になると上の子のお迎えの時間なので嫁さんに電話をかける。可愛い子供たちの顔と嫁ちゃんの顔をビデオ通話で拝んで元気が出る。

病室へ戻り夕食の時間。気分が優れないので食べるとすぐに横になった。アイス枕を冷えピタ代わりに額に乗せる。

入院中長く家族と離れていると情緒が不安定になる。寂しい。嫁と子供に会いたい。離婚した後の夫婦ってこんな心境なのだろうか。こんな時、嫁さんから連絡が来るだけで嬉しくなる。家族の有り難みが身に染みる。どれだけ迷惑をかけてもどれだけスマブラが弱くとも支えてくれる嫁がいればそれで救われる。そんな事を思う一日だった。おしまい。